こんにちは!オレタメ(@oretame1988)です
今日は発達障害を克服したいと考えて大量に発達障害本を買おうとするあなたの
参考になればと思って私が以前読んだ
『発達障害の自分の育て方』を読んだレビューと印象に残った事3つを紹介します。
なぜあなたが大量に発達障害の本を買いあさろうとするのか知ってるかというと
私もそうだったからです。
発達障害が気になりだした頃は「発達障害」と名の付く本は片っ端から本屋で目を通して
ブックオフに売られている物は買っていました。
でも、そんなにたくさん買ってたらお金無くなっちゃいますよね。
という事で、買う前の参考になったら嬉しいです
この記事の基本情報(まとめ)
この記事の5W1H | 内容 |
---|---|
What(なんの話をするの?) | 「発達障害の自分の育て方」のレビュー |
Who1(誰に対して?) | 発達障害で悩んでいる人 |
Where(どこで必要?) | 本屋やネットショップ |
When(いつ必要?) | 発達障害の本選び |
Who2(誰が話すの?) | 発達障害での通院をしていた人 |
Why(なぜやるの?) | 発達障害の人の悩みが減ると嬉しい |
how(どうやって) | ブログに記載 |
今回の紹介本「発達障害の自分の育て方」
転職4回、30歳を過ぎて発達障害(ADHD、アスペルガー)と診断。電話番ができなかった会社員が、グローバル企業で優秀賞を取った!発達障害から自立し天職に就くための「大人の生き方3.0」
発達障害の自分の育て方
「発達障害の自分の育て方」は作者である岩本友規さんが1年かけて分析した
- 大人の発達障害改善の経験
- メカニズム分析
の結果をまとめた物です。
メカニズム分析と言っても岩本さんは医者や学者ではないので
「自分の経験を分析する」というやり方でメカニズム分析を行っています.。
自分の半生、大人の発達障害の現状、大人の発達障害克服マニュアルの3部構成となっています。
作者 岩本友規さんについて
岩本友規さんはPCグローバルシェアNo.1企業Lenovoグループの日本法人レノボ・ジャパン株式会社のサプライデマンド(需要供給)シニアアナリスト。ブロガー。現職では自分の特性を活かした仕事をしているそうです

発達障害の自分の育て方|岩本友規レビュー:全体の感想

一通り目を通して感じた事を一言で言うと「読みにくい」です
- 段落が無い
- 説明が長い
- 本文と引用文の見分けがつかない
特にページ内の文字数がヤバイ。
元々オレタメは活字が苦手ではありますが、
ページ数を減らすために文章の段落をひたすら文字を並べたの?
って思いました。
この文字数が読もうという意思をそいできます
そして正直に言うと1章の半生語りに関しては
パラパラ眺めただけで読んでません
これは単純に僕自身が
早くプロローグで言った分析結果に進んでくれ
って思ってたからかもしれません
自分が実践した改善方法を話すハウツービジネス本で書かれている
どうしてそういうハウツーに至ったのか?という経緯が
でもこれで、発達障害の人は話が長いというのが
しゃべりだけでなく、文章もなのかな?
僕も気を付けよ、そう思いました
一方この「発達障害の自分の育て方」は
他の発達障害の本と違って
社会を生きるために自分を改善するではなく、社会を生きるために社会と自分を分けて考える
という違った切り口で話しているの所に読む価値を感じました
それと、発達障害者向けというよりは
一般向けの困難を克服した話の内容が
たまたま発達障害だった
そういう気持ち読んだ方が読みやすいです
文章構成はタルいけど、
普段と違った切り口で物事をとらえたいと思っている人にはおすすめできる本です
読んで印象に残った3つのポイント

それでは「発達障害の自分の育て方|岩本友規」を読んで、印象に残ったポイントを3つに絞って紹介します
印象に残ったこと①発達障害の適職は気休め
これは第2章で書かれている内容です
向いているとされる仕事に求人なんてなかなかありません
発達障害の自分の育て方
これの気付き
この文を見た時
確かに
って思ったよね
発達障害の向いてる職業に
「研究者、アーティスト、教授、社長、フリーランス・・・」
などがネットで出てきた時にオレタメは
こんな仕事をすればよかったんだ
もっと早く気付けばよかった
って当時文章をそのまま受け取ってしまったけど
そもそも求人数が圧倒的に少ない仕事なんだよなこれ
という事で作者に共感できた
印象に残ったこと②世界は二つある事に気付く
人はみんな毎日ニュースや仕事、家庭、色々な物毎をこなしているのに
ストレスを感じる人と感じない人がいるのはなぜか?という点を
「自分の世界」と「相手の世界」の2つに分けて物事を考えられるかどうか
に着目して、相手の世界の考えだけを優先するのではなく、
自分の世界での物事の見方も大切にしていいんだよと言うのが印象に残りました
作者はこの世界を分けて自分の考えで判断できることを「自立」と言っています
これの気づき
発達障害について書かれた本やネット記事には
生きやすくするために
相手の世界を知って相手の世界に合わせましょう
という内容が書かれていますが
この本は自分を大切にと言っています
オレタメが目を通してきた発達障害関連の記事は
あくまで普通の人たちに合わせて暮らせるように
自分を調整することを示しているので
「発達障害の自分の育て方」の内容と
良い意味ですごいギャップを感じたんだと思います
印象に残ったこと③周囲の世界と自分の世界
この話の中で作者は他者から発達障害を理由にダメな奴だと嫌味を言われた時に
そのまま言葉を受取って凹むのではなく
「ああ、この人から見るとそう見えるのか。ふーん」ぐらいで受け止めていけばいいんです。
発達障害の自分の育て方 114ページ
という捉え方をしようと考えています
これの気づき
僕自身も自分の感性がズレているせいか、
面白いと思ってる事をブログやSNSに投稿すると
面白くない!
とコメントを受ける時もあります
以前はそれに対して自分のズレを直さないとと精神的にすごい凹んでいましたが
今は自分を直そうと言うよりも
そういったズレている物をブログやSNSではなく
他のプラットフォームで書くように気を付けたいですね
まとめ:読みにくいけど発見はある本

今回は「発達障害の自分の育て方」を読んで
本の悪い所と良い印象を持った所3つを
ご紹介しました
全体の感想
- 読みにくい(説明が長い・段落が無い)
- 自伝は辛い
- 他の発達障害本と切り口が違うのが面白い
印象に残った点
- 発達障害者の適職という表面の情報に惑わされない
- 自分の世界と相手の世界を分ける
- 自分の世界を優先しても良い
読み進めにくい点でこの本はおすすめできませんが、
発見があるという意味では読むに値する本だと感じます
発達障害の違う切り口の本が読みたい人は
きっと楽しめると思います
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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